こんにちは。マインドセットコーチのカッシーです。
「もっと自分らしく生きたい・・・」
周りを見渡してみるだけでも、実に多くの人がこのように願っています。
ですが実際には、会社での期待や社会の常識、SNSでの評価などに振り回され、自分が本当に望んでいることが分からなくなっている方も少なくありません。
なぜ今、「自分軸で生きること」がこれほどまでに重要なのでしょうか?
その理由を、日本人の気質や時代背景もふまえて、お伝えします。
第1章|私たちはなぜ「他人軸」に引っ張られるのか?
空気を読む文化の落とし穴
日本では「和を乱さない」ことが大切とされてきました。
社内で人を評価する時に、「空気が読めないんだよなアイツは…」という話をしたり、聞いたりしたこともあるでしょう。
もちろん空気を読むことは、仕事や集団での生活を円滑に進めるために重要なスキルの1つです。
でもその “空気を読む” という文化は、ときに「自分の本音を押し殺す」ことにつながります。

「本当は違う意見があるけど、場の空気を壊したくない」
このような経験が積み重なっていくことで、他人軸にドンドン引っ張られていくのです。
そして空気を読むスキルだけが磨かれ、当たり障りのない言動しかできなくなり、そんな自分に嫌気が差してしまう…
まさに悪循環であり、何事もやり過ぎは良い結果をもたらしません。
「正解思考」に縛られる教育
学校では、「指示通りにできる子」が評価される傾向が強くありました。
その影響で、「自分の考え」よりも「先生が求める答え」が基準になってしまう人も多いです。
日本人は特に9年間の義務教育の中で、徹底して正解のある前提での学びに取り組みます。
最近でこそ、アクティブラーニングの導入により、
・「知識の量よりも変化に対応する力」
・「正解のない問いに対して、自分なりの考えをまとめる力」
を育もうとする動きも見られますが、知識偏重型である点は大きく変わりありません。
この点は、国として教育をどうデザインすべきかという観点もありますが、親が子に何を伝えたいのか、何を考えて欲しいのか、家庭での教育デザインも非常に大事です。
人は、問われたら考えます。
それは子供も全く同じ。
私は2人の娘がいますが(本記事の執筆時点で9歳と5歳)、長女に対する “正解のない問い” を投げかける時間を大切にしています。
そのような問いを投げかけて常に思うのは、「9歳ながらに自分の意見がしっかりある」ということです。
それを引き出せる環境を作ることは、家庭教育における少しの工夫と意識で行えます。
学校任せにしてお終い、現状を嘆いてお終い、ではなく、できることを1つずつ積み重ねていきましょう。
評価を他人に預けてしまう時代
特にiPhoneが広まってから、個人で発信をする機会が一気に増えました。
それにより、リアルではつながる機会のなかった色々な方との出会いがあり、あなたの世界を広げてくれたことは間違いありません。
その一方で、SNSの “いいね” やフォロワー数が、まるで自分の価値のように感じてしまうことが往々にしてあります。
でも、それは「自分軸」ではなく、「他人の評価」という不安定な軸です。
あなたがSNSを通じて訴えたいことは何でしょうか?
もちろん、相手に伝わりやすく書くとか、タイトルで目を惹くように工夫するなど、一定の書き方を意識するのは大事です。
ですが、それはSNSの投稿においては一部分でしかありません。
あくまでも、自分の本質と一致した発信になっているか、あなたが本当にそう感じていることを発信できているか、ここがポイントです。
周囲の目を気にした発信では、SNSをやり続けることに疲れてしまうだけです。
このように、文化的な背景、教育的な背景、SNSの広がりなど、様々な要因から、私たちは「他人軸」に引っ張られやすくなっているのです。
あなたが普通に生きているようでも、実は既に軸が他人に傾いている…
そのことを、まずは意識するようにしましょう。
第2章|今の時代に求められる “自分軸”
次に、自分軸が必要とされる理由を、時代背景の側面から見ていきます。
正解のない時代に突入
人生100年時代の今は、「これを選べば正解」という時代ではなくなりました。
特に顕著なのが働き方。
かつてのように、会社員として定年=60歳まで働き、あとは退職金で悠々自適に老後を過ごす…というモデルは崩れ、働き方や生き方がどんどん多様化しています。
SNSで個人の発信も容易になりましたから、必ずしも会社の肩書きがなくとも個で売れる時代。
ユーチューバーや起業家が、あたかも下剋上のようにキラキラ輝く姿を見て、「あ~羨ましいな…」と思ったことがあるかもしれません。
個としての在り方・見せ方次第で、会社員ではなくともお金を稼ぎ、ご飯を食べていくことができるのです。
だからこそ、「他人がどう思うか」ではなく、「私はどうしたいか?」が問われる時代です。
“風の時代” とは?
占星術では、2020年から “風の時代” が始まったといわれています。
物質的な安定よりも、情報・感性・自由な生き方が大切にされる時代。
これまでは、 “地の時代” と言われ、所有や安定が重視されてきました。
サラリーマンとして安定した企業に勤め、マイホームを所有して平和に暮らす…
まさに、このようなライフスタイルに重きが置かれた時代であったと言えるでしょう。
一方で風の時代では、
「皆と同じ」「安定した会社に勤める」といった価値観に支配されず、
「私はどんな生き方を選びたいか」という、あなた自身の軸が重要な意味を持つのです。

“VUCAの時代” とは?
“風の時代” と並んで、良く言われるのが “VUCAの時代” です。
こちらは新聞にもよく登場するワードですので、”風の時代” よりも目にされた方が多いかもしれません。
・Volatility(変動性)
・Uncertainty(不確実性)
・Complexity(複雑性)
・Ambiguity(曖昧性)
の頭文字を取った言葉ですが、要は予測不可能ということです。
新型コロナウィルスの流行、AIの発達など時代はめまぐるしく変化しており、「正解がない時代」と言えるでしょう。
だからこそ、外の変化に惑わされることなく、確固たる判断基準である自分軸が必要なのです。
第3章|自分軸で生きると、人生はこう変わる
では、他人軸ではなく自分軸で生きるとどのようになるか、ここでは具体的なメリットを3つ挙げておきます。
決断がラクになる
「私はこういう価値観で生きている」という軸があると、選択に迷いません。
決断がスピーディで、ストレスが減ります。
基本的に、直感に身を委ねていればOKです。
もちろん、じっくり考えたくなる時もあるでしょうが、その時も自分との対話という貴重な時間を過ごしているのです。
決して、「迷って時間を浪費」という感覚は全くなく、「自分をより成長させるための対話」という風に捉えることができます。
「自分が選んだ道だから大丈夫」心からそのように思える日々は、「地に足がついているのに心が軽い感覚」であり、本当に楽です。まさにストレスフリーの世界ですね。
人間関係がラクになる
他人軸ではなく自分軸で生きていくことは、無理に合わせる必要がないことに他なりません。
ですので人間関係に疲れることがなくなります。
嫌われる勇気ではなく、「私は私、あなたはあなた」という心地良い距離感を築けます。
その結果、逆説的に思えるかもしれませんが、かえって人間関係が好転することさえあるのです。
相手に合わせようとすることは、逆に言えば「私が合わせようとしていることを、相手に気付いて欲しい」ということでもあり、無意識のうちに相手へ何らかの期待をしているものです。
その期待に相手が応えてくれなかった時は、イライラ・ストレスが溜まってしまい、次に会う時に攻撃的になったり、負のオーラをぶつけてしまったり、マイナスの影響が出ることがあります。
しかし自分軸で生きていれば、相手に対してそのような期待を求めることもなく、極めてニュートラルな気持ちで接することができるため、変な衝突は起き得ません。
「無理に合わせなくて良い」、この許可は、本当に人間関係をラクにしてくれる魔法の言葉です。

幸福感が自然と湧いてくる
決断がラクになり、人間関係がラクになると、人生は大きく好転します。
しかし、それだけではありません。
大きな人生の意義を考える時の軸が、
「誰かのため」ではなく、
「自分が心から望んでいるか」に変わりますので、
人生を楽しむ感覚が段違いです。
「あなたの人生を一言で表すと?」と聞かれたら、何と答えますか?
少なくとも5年前の私であれば、「修行」「鍛錬」「全力投球」といったワードで回答していたでしょう。
ですが、今では迷わず「人生はエンターテインメント!」と回答します(笑)
それくらい、自分軸で生きることがもたらす楽しさ・ワクワク感は凄い影響があるものです。
第4章|自分らしくしなやかに生きるために
これまで、自分軸で生きることがなぜ大事なのか、時代背景やメリットと共にお伝えしてきました。
ではその自分軸を創っていくために、どのようなマインドセットが必要なのか、そのことについて私の経験を元にした原則を紹介したいと思います。
答えは「自分の中」にある
これからの時代、大抵当てはまるような “必勝パターン” をなぞって生きていくことはできません。
でも、「自分の中にある感覚」に従うことで、あなたの人生にとっての “ブレない最強パターン” を創っていくことは可能なのです。
そのキーになるのは自分軸であり、どれだけ深く自分自身と素直な対話ができるか、が重要なポイントです。
自分軸のベースとなる素材は「自分の中」にありますが、だからといって簡単に創れるわけではありません。
自分軸を創っていく上で何よりもまず大事なのはマインドセット。
能力やスキルはほんの一部に過ぎません。
とにかくマインドセットが9割です。
日々の仕事や、これまでの人間関係で背負っている様々な “役割” を時には外し、身軽でフラットなマインドセットにしていく必要があります。
新しく家を建てる時は、まず土台をしっかりと整えますよね。
雑草や石だらけの土地の上に、いきなり建築を始めることは有り得ません。
綺麗な更地にして、土台をしっかりと整え、家を建てる準備がファーストステップです。

ところが、このファーストステップが難物。
場合によっては、あなたが思い出したくもない過去の経験を掘り起こし、そこから変えていく必要があるかもしれなのです。
ここは千差万別であり、人それぞれとしか言いようがないのですが、半年から1年間を要することもザラにあります。(もちろん、もっと掛かることだって十分に有り得ます)
それだけ、更地にして土台を整えていくことは難しいもの。
だからこそ「中途半端な状態で放置」してしまうのです。
どうしても心のどこかで「これまでの自分を守りたいという防御反応」が出てしまいますので、マインドセットを自分軸に適した仕様に変えていくことは容易ではありません。
私がコーチとして伴走しているのも、まさにここが大きな理由です。
私自身がコーチングを受けながら、お金や人間関係に関する自分のマインドブロックを解除してきた事実がありますので、同じようにクライアントに寄り添いながら、自分軸を創るためのコーチングを提供しています。
あなたの人生のハンドルを取り戻そう
他人の期待や常識ではなく、「自分がどう生きたいか」で選択する人生へ。
それは言葉で書くと一瞬でも、年単位を要する長いプロセスです。
だから、完走できる人は決して多くありません。
しかし、人生100年時代、今が50歳だとしてもやっと折り返し地点です。
一度切りの人生、他人軸で生きていくには、あまりにも残りの人生が長すぎます。
なんとなく心にモヤモヤを抱えたまま、他人軸で生きていくことを甘んじて受け入れたまま、何十年も過ごしていく道を選びますか?
是非、自分の魂に話しかけるように問いかけてみて下さい。
モヤモヤしている今がチャンスです。
そのモヤモヤは、”あなたの奥底に眠る自分軸の種” が、うごめいている証拠です。
周りが何と言おうとも関係ない。
あなたが自分軸で生きていきたい!と思ったこの瞬間が変わるべきタイミングです。
その一歩を踏み出す勇気を、私は全力で応援します。


<プロフィール>

カッシー
マインドセットコーチ。
「他人軸で生きるのは終わりにしたい…」
「本当は一度切りの人生をワクワク生きたい…」
という切実な想いを持つ30台後半~50台のサラリーマンを中心に、
「自分軸=自己中心的すぎるのではないか」
「お金も時間もない」
「特別なスキルや能力がないと、自分軸は創れない」
などのマインドブロックを解除した上で、自分軸を創るために必要な ”ブレないマインド” をインストールしていくためのコーチングを提供。
「現実は全て自分が創っている」という量子力学に基づく考え方をベースに、お金や人間関係など様々なマインドブロックを解除し、個人事業を開始。コーチングで7桁の収益化も達成。
他人軸ではなく自分軸で生きることで、人生を心から楽しめる人を1人でも増やしていきたい!との想いから、マインドセットコーチとして活動。
家庭では2児のパパとして子育てを満喫中。
















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