理想の人生への道中はマラソンである──短距離走では辿り着けない未来

人生は短距離走ではなくマラソンである
──なぜ一瞬の頑張りでは理想に辿り着けないのか

「人生をスポーツに例えると何ですか?」

こう聞かれたら、多くの人がマラソンだと答えるのではないでしょうか?

今は人生100年時代であり、より一層マラソンというイメージが強くなっているでしょう。

 

ではもう1つ質問です。

「あなたは “理想の人生” に向けて走り出していますか?」

人生がマラソンならば、理想の人生も当然マラソンです。

 

もしかしたら、あなたは既に走り出しているかもしれません。

或いは、胸に秘めた想いがありながらも、何らかの理由で立ち止まっているかもしれませんね。

その状況は人それぞれであり、優劣を生むわけではありません。

 

本記事でお伝えしたいのは、あなたが理想の人生を既に歩もうとしている場合でも、これから考える場合でも、どちらにも当てはまる大事なマインドセットです。

それは、「理想に対するエネルギーの出所を意識すること」です。

 

実は、理想の人生に対する取っ掛かりになるのが、負の感情であることは決して少なくありません。

分かりやすい例としては、会社で上司と全く合わず、自分としては頑張っているつもりなのに全く評価されずに怒り・失望の念が湧いてしまった時。

「こんな会社ではやっていけない、だから俺は転職する!」という感じで、強烈な負の感情への反動で動いた…

或いは、お金のやり繰りに苦労しているのに、同世代で人生を謳歌しているキラキラ起業家のSNSを見てしまい、「こんな人生はイヤだ、必ずお金持ちになってみせる!」と決意した…

そんな経験は多かれ少なかれ誰にもあるでしょう。

  

こうした怒り/不安/自分への失望感などの負の感情が大きなエネルギーとなり、あなたを突き動かすことはあります。

でもこれは、あくまで「あなたを突き動かすきっかけ」にしかなりません。

瞬間風速的にエネルギーを与えてくれるだけです。

言い換えれば、「理想の人生に向けたマラソンのスタート地点への案内」に過ぎないのです。

 

ですから、負の感情をベースにスタート地点に立てたとしても、そのまま走り出してしまったら長続きしません。

マラソンのスタート直後に全力疾走したら、1kmともたずにすぐ息切れしてしまうのは明白ですよね。

人生もまた持続性を前提に設計しなければ、理想を現実に変えることは難しいのです。

 

では、ずっと生かすべきは負の感情ではなく、何なのか。

大切なのは正の感情。

マラソンを最後まで走り続けられるワクワク感を持てるかどうか、です。

私たちの人生は、短距離走のように一瞬の爆発力で走り抜けるものではありません。

短距離走として取り組めば、スタート直後は確かに力が出ます。

しかし、それはあくまで “瞬発力” に過ぎず、長く続かないのです。

 

理想の人生を描くためには、ただ一時的に頑張るだけではなく、長期的に走り続けられる「マラソン型のエネルギー」が必要不可欠。

今のあなたが理想の未来に向けて歩み出したとして、そのエネルギーの出所はどこなのか、これはしっかり意識するようにしましょう。

 

 

怒りや失望のエネルギーは一瞬の花火にすぎない
──続かない理由と脳の仕組み

私も過去に、怒りや焦りを燃料に突発的な行動を起こしたことがあります。

その瞬間は「やってやるぞ!」という勢いに満ちていますが、数日、数週間経つとその火は弱まり、元の状態に戻ってしまうのです。

これは脳の仕組みにも関係しています。

脳にとって最優先にすべきことは何でしょうか?

・・・

・・

それはあなたの安全を守ること、つまり生き残ることですね。

ですので、ネガティブな感情は人を動かす強いエネルギーを生み出しますが、そのエネルギーは “自分の身を脅威から避けるため、安全を守るため” に一時的に点火されるに過ぎません。

マッチについた火のようなもので、長く燃やし続けることが難しい。

だからこそ、多くの人が「続かない」という壁にぶつかるのです。

理想の人生を歩むためには、この一瞬の火花を「きっかけ」として受け取りつつも、そこから持続的なエネルギーに切り替えていく必要があります。

マラソンにおいて、スタートの高揚感をどうやってペース走に変えるかが鍵になるように、理想の人生を走る時も基本は全く同じなのです。

 

 

「走り続ける原動力は“ワクワクする未来”」
──ビジョンボードやアファメーションの力

あなたは、人に言われずとも続けている習慣はありますか?

例えば読書が好きで10年間ずっと続けていて、年間100冊は読んでいるとします。

そして読書を始めたきっかけが、「お前は本の1つも読まずに仕事で成長できると思っているのか?」と上司に詰められたことが原因だったとします。

その際、最初の1年くらいは、詰めてきた上司を見返すためであったり、言われたからイヤイヤ読んでみるなど、負の感情をベースにしていたかもしれません。

ですが、それだけで2年3年、まして10年も継続するのは不可能です。

きっと、どこかで「本を読むこと自体が楽しい、人生にとってプラスになるから」という、あなたにとってのポジティブな要素を見いだせたからこそ、10年も続けられるようになったはずです。

 

つまり、持続するエネルギーの源は、ネガティブな感情ではなく「ワクワク感」「これをやると成長できるという高揚感」などポジティブな感情です。

私は、長期的に人生をかけてでも実現したいと思えるビジョンこそが、人を走り続けさせる力になると実感しています。

例えば「家族との時間を大切にしながら、自分の強みを活かして社会に貢献する人生を送りたい」というようなビジョンです。

これがあると、多少の困難や迷いがあっても軸がぶれにくくなります。

そのために役立つのが、ビジョンボードやアファメーションです。

視覚的に理想の未来を貼り出したり、言葉にして毎日唱えたりすることで、脳を「自分の未来はこの方向に進むものだ」と思い込ませることができます。

人は繰り返すことで信じ込み、その信じ込みが行動を形作ります。

つまり、理想の人生をマラソンのように走るには、日々の習慣を通じて「ワクワク感を自動的に呼び起こす仕組み」を作ることが大切なのです。

 

なお参考までに、私は部屋にビジョンボードを飾り、携帯の待受にも設定しています。

それだけではなく、手帳には「理想の人生における1週間のスケジュール」を詳細に記載しつつ、「私は○○という形で理想の人生を歩んでいます!」と毎朝声に出してイメージングしています。

だから、忙しいと感じることもないですし、ただワクワクしながら色々と手を動かしつつ新たなチャレンジを楽しむマインドセットをインストールできているのです。

 

 

続ける人が少ないからこそ、人生に大きな差がつく
──習慣とペース配分が未来を決める

ビジョンボードやアファメーションを始めることは誰にでもできます。

しかし、実際に毎日続けられる人はごく少数。

ほとんどの人は「三日坊主」で終わってしまいます。

だからこそ、続ける人と続けない人の差は歴然となり、その差が数年後の人生を大きく分けるのです。

マラソンも同じですよね。

走り続けるためには、自分に合ったペースを見つけ、継続的にトレーニングを積み重ねる必要があります。

人生においても、一日一日の小さな習慣を大切にすることが理想への近道になります。

 

ただし、注意しなければいけないのは、継続は簡単ではなく、そこには脳の習性が大いに関係しているという事実です。

あなたは、理想の人生を達成できなければ死んでしまいますか?

死ぬほど悔しくなるかもしれませんが、物理的に死ぬことはないですよね。

別に理想の人生を達成しなくとも生きていけるからです。

何より、脳は変化を嫌います。

相当意識しなければ、すぐに元の状態=コンフォートゾーンに戻ってしまうでしょう。

ダイエットが典型例ですね。

だからこそ、自分を支え、伴走してくれる存在が必要になります。

自分一人では途中で折れてしまう道でも、横に励ましてくれる人がいれば「もう少し走ってみよう」と思えるものです。

 

 

「伴走者と共に、理想の人生を完走する」
──二人三脚で走っていくことの意味

私はマインドセットコーチとして、理想の人生を叶えたい人の想いを受け止め、時には共に理想の人生を描きながら伴走しています。

人は一人では弱い存在であり、簡単には長続きさせられません。

しかし、あなたを信じて応援してくれる人がそばにいると、想像以上の力を発揮できるものです。

理想の人生とは、ただ一時的に頑張るものではありません。

ワクワクする未来を掲げ、その未来が実現することを信じて疑わず、持続的に走り続けるものです。

そして、その道のりを共に走る伴走者がいるからこそ、途中で諦めず、最後まで走り切れるのです。

もしあなたが「一度切りの人生をこのまま終わらせたくない!」と感じ始めているのなら、それは理想の人生に向けたマラソンのスタートラインに立った証拠です。

あとは、ワクワクする未来を解像度高く描き、その未来に向けて一歩ずつ走り出すだけです。

あなたは今、どんな未来を見据えて走り出そうとしていますか?

怒りや焦り、他人との比較ではなく、心からワクワクする理想の人生に向かって、マラソンのように一歩ずつ走り続けていきませんか?

私はこれからも、理想の人生に向けた伴走者として、一度切りの人生を謳歌する喜びを共に分かち合っていきます。

 

 

<プロフィール>

カッシー

マインドセットコーチ。

「他人軸で生きるのは終わりにしたい…」

「本当は一度切りの人生をワクワク生きたい…」

という切実な想いを持つ30台後半~50台のサラリーマンを中心に、

「自分軸=自己中心的すぎるのではないか」
「お金も時間もない」
「特別なスキルや能力がないと、自分軸は創れない」

などのマインドブロックを解除した上で、自分軸を創るために必要な ”ブレないマインド” をインストールしていくためのコーチングを提供。

「現実は全て自分が創っている」という考えをベースに、お金や人間関係など様々なマインドブロックを解除し、個人事業を開始。コーチングで7桁の収益化も達成。

他人軸ではなく自分軸で生きることで、人生を心から楽しめる人を1人でも増やしていきたい!との想いから、マインドセットコーチとして活動。

家庭では2児のパパとして子育てを満喫。

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