125カ国中125位、僅か5%・・・
一体何の数字だと思いますか?
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これは、米・ギャラップ社が調査した、世界各国の従業員エンゲージメント割合の結果であり、2023年版レポートとして公表されたものです。
エンゲージメントとは、「従業員が仕事に対してポジティブな感情を持ち、充実している状態」を意味します。
ですので、エンゲージメントが低い=イヤイヤ仕事をしている状態
であると言えます。
なお、この10年間における変化を世界と比較すると以下の通りです。
| 2012年 | 2022年 | 10年間の変化 | |
| 世界平均 | 13% | 23% | +12ポイント |
| 日本 | 7% | 5% | △2ポイント |
【世界各国の従業員エンゲージメント割合】
(日経ビジネスHPより)
絶対値の低さもヤバいですが、世界平均のエンゲージメントが10年前よりも改善している中で、日本はむしろ悪化しており、時代に逆行していることは更にヤバいです。
なぜ、日本には「こんなにもイヤイヤ働いている人が多い」のでしょうか?
例えば以下が理由として挙げられるでしょう。
特に最後のC)に関する”我慢”ですが、かつては「家を買った瞬間に転勤を命じられた」なんて当たり前で、武勇伝化しているほどです。
つまり、あなたが同じ目に遭ったとしても「俺もそうだった、仕方ないよ」でお終い、です。
とはいえ、価値観が多様化しているのですから、「自分のやりたいようにやりたい」と思う人が増えて当然ですし、むしろその方が健全ではないでしょうか?
そして、この記事を見て下さっているあなたは、恐らくエンゲージメントが高い5%の一員ではないと思います。
きっと今の仕事に対して何らかの不満やモヤモヤした気持ちを持っていて、何とかしなければ・・・と感じているはずです。
であれば、あなたが仕事に対してポジティブな感情を持つために取るべき対処は、以下の3つに絞られます。
どれが本当に自分に相応しいのか、自らの胸に手を当てながら考えてみてください。
①会社が変わると期待しながら耐える、今まで通り仕事を続ける
間違いなく、この選択肢を取る人が一番多いです。
実際に、会社が変わると期待したくなる政府の動きもあり、大きく2点の方針を挙げておきます。
1つは「働き方改革関連法」。
こちらは2019年4月1日から大企業を対象に、2020年4月1日から中小企業を対象に、それぞれ施行されています。
直近では建設業/トラック・バス・タクシードライバー/医師の働き方改革も声高に叫ばれており、確かに少しずつ世の中の風潮は変わりつつあるでしょう。
もう1つは、2021年6月に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針、いわゆる骨太の方針で「一人一人の多様な幸せであるとともに、社会全体の幸せでもあるウェルビーイング(Well-being)の理念の実現を目指すことが重要」と謳われたことです。
国民全体の幸福感や満足度を向上させるために、様々な政策や施策を推進する意欲を示しています。
賛否両論はあれど、政府としては大きな改革の意志を示していると言える中で、大事なのは
「あなたの勤めている会社が本当に変わった、変わりつつあると実感できるか?」
「あなた自身がより幸せを実感できるようになったのか?」
です。
働き方改革関連法は施行から5年、ウェルビーイングを骨太の方針で閣議決定してからは3年が、それぞれ過ぎています。
国の大号令が掛かっている状況での現状であることを踏まえ、本当に期待できるのかを現実的に考えてみましょう。
あと何年「あなたが望む方向に会社が変わる、という奇跡を待つのか?」という問いです。
②自らが先導して会社を変革していく
これは①に比べれば自分で何とか道を切り拓く!という意志があって素晴らしいことです。
が、会社まで大きくなくとも、部署や業務などを対象にした「変革」の仕事に従事した経験はあるでしょうか?
必ず変革時に生じる「抵抗勢力」の存在。
紙で保管していたファイルをPDFに変えるだけでも一苦労、なんて鼻で笑いたくなるような話は実際に頻発しています。
こんな些細なことでも難しいくらい、変革は困難を極めるものです。
それは十分承知の上で、「それでも俺が会社を変えてやる!」という意気込みや大義名分を抱えて変革に挑むのであれば、すごく立派だと思います。
しかし、そのためには本当に覚悟が必要です。
・何年かかるか分からない変革に挑む覚悟
・抵抗勢力の反対に遭い、バチバチやらないといけない覚悟
・変革プロジェクトに忙殺される覚悟
・変革後も、「あなたがやりたいようにやる」自由が保証されているわけではない、という覚悟(結局は会社主導でキャリアが決まる)
③自ら環境を変える(転職/起業)
仕事に対してポジティブな感情を持つための最後の手段が、自ら環境を変えることです。
但し、「あなたがやりたいようにやる」という枠組みで考えるのであれば、転職は会社選びを本当に慎重に行う必要があります。
せっかく転職したのに、前の会社と同じだった・・・
という笑えない嘆きは後を経ちません。
特に、「今の会社に対する不満」が原動力となっている場合、不満を回避できる職場は全てパラダイスに見えてしまうため、転職に失敗してしまうのです。
あなたの人生の目的にフォーカスし、やりたいことを掘り下げてポジティブな形で転職活動したとしても、結局は「あなたではない他の誰かが作った会社」ですから、やりたいようにやる、の実現はハードルが高いでしょう。
上記①と②、そして転職のいずれにも共通するのは、「あなたが真に満足できるのかどうかが、あなた以外の誰か次第で決まってしまう」点です。
会社が変わってくれるだろうか(変革も含め)、転職先が私の望む職場だろうか、いずれもあなたの意志で100%何とかなるものではありません。
所詮は他力本願なのです。
今まで色々な経験を積み重ね、がむしゃらに働いてきた30代後半~40代のミドルマネージャーにとって、まさに人生の分岐点とも言えるタイミングです。
自分の人生の意味を考え、自分の足で歩むのであれば、今こそ真剣に自分と向き合い、動き出さなければなりません。
そして、もしあなたが”心から”、
・自分の裁量で
・自分の好きな時に
・自分の好きな場所で
働きたい!と思うのであれば、起業一択です。
あなたが本当に大事にしているもの・大事にしたいものを考えた上で、充実した50~60代を過ごすための一歩を踏み出していきましょう。

<プロフィール>

カッシー
マインドセットコーチ。
「他人軸で生きるのは終わりにしたい…」
「本当は一度切りの人生をワクワク生きたい…」
という切実な想いを持つ30台後半~50台のサラリーマンを中心に、
「自分軸=自己中心的すぎるのではないか」
「お金も時間もない」
「特別なスキルや能力がないと、自分軸は創れない」
などのマインドブロックを解除した上で、自分軸を創るために必要な ”ブレないマインド” をインストールしていくためのコーチングを提供。
「現実は全て自分が創っている」という考えをベースに、お金や人間関係など様々なマインドブロックを解除し、個人事業を開始。コーチングで7桁の収益化も達成。
他人軸ではなく自分軸で生きることで、人生を心から楽しめる人を1人でも増やしていきたい!との想いから、マインドセットコーチとして活動。
家庭では2児のパパとして子育てを満喫中。














A)上意下達の意思決定 → 決めるのはどうせ上司・・・
B)メンバーシップ型雇用 → 自分の意見は二の次、会社の意向に沿わなければ・・・
C)終身雇用&年功序列 → 不満はあるけど、我慢すれば給料が上がる・・・