人生を蝕む “自分を責める癖” ~ それを手放した時、人生は激変し始める~

 

できない自分が “当たり前” になっていく危うさ

「また今日もできなかった」
「やっぱり自分はダメだ」

ストレスが多いと言われる現代人。

このような思考が日常化してしまっている人は多いのではないでしょうか。

かつての私も完全にそのタイプでした。

特に周りやネットで見る同世代の人がキラキラと輝いて見える度に、「自分は淡々と仕事をこなすだけの人間でしかない…」と自虐思考に陥っていました。

そして、その思考は恐ろしいことに、自分の可能性を確実に潰していきます。

それも、知らず知らずのうちに。

「できないこと」にばかり目を向け続けると、次第に「できない自分」が “当たり前” になります。

「自分にはどうせ無理だ」
「期待するだけ無駄だ」

——そうして、自分に対しても、人生そのものに対しても、希望を持たない生き方を無意識に選んでしまう。

これは非常に危険な思考です。

この状態に陥ると、人生はただ「やり過ごす」ものになってしまいます。

心は乾き、笑顔は消え、ただ “義務” として日々を生きていくことに…。

私は、それを自らの経験を通して痛いほど味わいました。

だからこそ今、声を大にして伝えたいのです。

あなたが「やれなかったこと」にばかり目を向け、自分を責める癖を手放さない限り、本当に望む人生は決して手に入りません。

 

 

過去の自分も「できなかったこと」に囚われていた

私は高校3年生の時に、「弁護士になって誰かの役に立ちたい」という想いに至り、一浪して京大法学部に進学したものの、法律科目の単位はほとんど取れませんでした。

本当に、ほとんど取れなかったのです。

卒業に必要な132単位のうち、法律科目は僅か4単位しか取れなかったのですから…。

1~2回生の間はまだ真剣に授業に出ており、一般的な大学生並みには勉強していました。

が、3回生以降に本格化した法律の勉強に全く身が入らず、全然興味を持てませんでした。

その一方で所属していたサッカーとバドミントンのサークル活動、気心知れた仲間との麻雀やゲーム、恋愛などプライベート面は大忙し。

そんな状態で過ごしたのですから、文字通りビリに近い成績で何とか卒業。

しかも当時は就職氷河期。

ろくな実績もないまま、ようやく就職した会社では、毎日のように先輩から「いつまでボーッと突っ立ってるの?」と怒られ、自分の存在価値が分からなくなる日々。

「自分には何もない」
「なんでこんな人生なんだ」

と、できない自分を否定し続け、常に誰かと比べては落ち込み、自分にダメ出しをする毎日でした。

本当に辛かったですね。

何も生き甲斐なんて無かったです。

ただ働いて何とかお金を稼ぐだけの日々でした。

 

けれど、そんな私でも、少しずつ “やれていること” に目を向けるようになったことで、人生が変わっていったのです。

転機だったのがインドネシアへの駐在でした。

当時駐在していた先輩社員の予期せぬ退職がきっかけで、ピンチヒッターとして私に白羽の矢が立ったのです。

先輩社員からの引き継ぎが殆どない中、自分で何とかするしかない状況・環境に追い込まれることで、初めて「自分で何とかする」→「自分にもできた」という小さな成功体験を積み上げることができました。

そして、その経験が少しずつ自分を変えていく土台を構築してくれたのだと、今になってそう思います。

 

 

人生を動かすのは、「やれたこと」に目を向けた瞬間

そして日本に帰国後、結婚して子供が生まれ、課長としてマネジメントの立場となり、40歳を迎えてから、私はコーチングと出会いました。

「今ある自分を認める」
「過去よりも “今ここ” に意識を向ける」

——そんな考え方は、それまでの私にはなかったものです。

そうしてコーチングを通じて自分と徹底的に向き合い、やがてグロービス経営大学院でのMBA取得、SNSでの発信、NPO活動への参画、電子書籍の出版など、新しいチャレンジを次々と計画・実行できるようになりました。

「どうせ無理」と思い込んでいた私は、いつしか「自分にもできる」「新たなチャレンジは楽しい!」と心から思えるようになっていたのです。

そして今は鎌倉に家を建て、家族4人とともに “最幸” の人生を送っています。

これは、奇跡ではありません。

コーチングをきっかけに「自分を認めること」「自分に感謝すること」を習慣にしたことが、全ての出発点だったのです。

 

 

自分に感謝することの、科学的な意味

なぜ「やれたこと」に意識を向けると、人生が変わるのか?

その背景には、脳の仕組みが関係しています。

私たちの脳には「RAS(網様体賦活系)」という機能があります。

これは、自分が意識を向けているものを優先的に情報として拾うフィルターのような働きを持ちます。

つまり、できなかったことばかりを見ていると、脳は「自分はできない存在だ」という情報ばかり集めてしまうのです。

その逆に、
「今日は○○ができた」
「あの場面で自分は笑顔でいられた」
といった、”やれたこと” に意識を向けると、脳もその情報を拾い、より自分を認めやすくなります。

また、ポジティブ心理学の研究でも、「1日3つ、感謝できることを書く」だけで幸福度が高まり、うつ症状も減るという結果が出ています。

このように、意識の向け方ひとつで、脳も心も人生も変えていくことができます。

特に現代社会は情報が氾濫しています。

何にあなたの意識を向けるかで、決定的に人生が違ったものになっていくでしょう。

 

 

自分への感謝が、人生と未来を変えていく

人生100年時代、これからの人生をどうデザインしていくか——

その基盤となるのが、自分に対する信頼と感謝です。

「私は、ちゃんとやれている」
「私は、私なりに進んできた」
この実感があるかどうかで、選ぶ行動が大きく変わります。

そして忘れてはならないのは、自分に対する感謝の習慣も、逆に自分を否定する習慣も、どちらにせよ次世代に引き継がれるいく…いうことです。

私たちが「自分にはできない」「自分は価値がない」と思い込んで生きる姿を、子供たちは見ています。

親が自分を認めていない姿を見て、子供が「じゃあ、自分もダメなんだ」と思ってしまったら…それはあまりにも悲しいことです。

だからこそ、今ここから、自分を認め、感謝する習慣を持ってほしいのです。

それが、自分のためでもあり、大切な誰かの未来のためにもなるから。

あなたは、今日何をやれましたか?

何を感じて、どんな一歩を踏み出しましたか?

それに、ちゃんと「ありがとう」と伝えてあげてください。

人生は苦しむためのものではありません。

楽しみ、味わい、笑い、涙を流しながら、”最幸” を目指していきましょう。

人生を蝕む自分を責める癖。その癖を今この瞬間に手放し、最幸の人生を生きようと決めたあなた自身に感謝することから始めてみませんか?

 

 

<プロフィール>

カッシー

マインドセットコーチ。

「他人軸で生きるのは終わりにしたい…」

「本当は一度切りの人生をワクワク生きたい…」

という切実な想いを持つ30台後半~50台のサラリーマンを中心に、

「自分軸=自己中心的すぎるのではないか」
「お金も時間もない」
「特別なスキルや能力がないと、自分軸は創れない」

などのマインドブロックを解除した上で、自分軸を創るために必要な ”ブレないマインド” をインストールしていくためのコーチングを提供。

「現実は全て自分が創っている」という考えをベースに、お金や人間関係など様々なマインドブロックを解除し、個人事業を開始。コーチングで7桁の収益化も達成。

他人軸ではなく自分軸で生きることで、人生を心から楽しめる人を1人でも増やしていきたい!との想いから、マインドセットコーチとして活動。

家庭では2児のパパとして子育てを満喫。

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