「ただ願い続ける人生」で終わらせないために
「もっと自由になりたい…」
「自分らしく働きたい…」
「好きなことで生きていきたい…」
30代後半から50代にかけて、仕事でも家庭でも責任が増してくる中で、ふとこうした願望が湧き上がる瞬間はありませんか?
私もかつてそうでした。
会社では管理職を任され、家庭では子育てにも関わりながら、周囲からは順風満帆に見えていたかもしれません。
けれど内面では、
「本当にこのままでいいのか?」
「自分は何のために生きているのか?」
という問いが、静かに、けれど確実に膨らんでいきました。

こうした願望を抱いたり、問いを持つこと自体は、悪いことではありません。
むしろ、自らを突き動かす原動力と成り得るものです。
でも、それが「いつか叶えばいいな」というスタンスのままだと、現実は変わりません。
それどころか、「願望が叶っていない今」がフォーカスされ、どんどん苦しくなっていく。
ではどうすればいいのか?
答えはシンプルです。
願望は “今この瞬間” から叶え始めるもの。
そのように自分と約束し、少しずつ叶えていく。
それが現実を変える第一歩なのです。
本記事では、「目の前の現実は全て自分が創っている」という大前提の元、理想の人生は今この瞬間に創っていく、という考え方を紹介していきます。
「未来のための今」ではなく、「今のための今」へ
理想の人生を考える際によく陥りがちなのが、
「独立すれば自由になれる」
「副業が軌道に乗れば本当にやりたいことができる」
といった、”未来を条件にした自由” があります。
でも、これは裏を返せば、
「今は不自由である」
「今はやりたいことができない」
ことを逆に強調しているに過ぎません。
これは非常にもったいないことです。
なぜかと言えば、今この瞬間の感情や体験が、未来の自分の在り方を創るからです。
「今をどう生きるか」が、「どんな未来を創るか」そのものであり、自由になりたいなら、今から “1分でも5分でも良いから自由を満喫すること” を始める必要があります。

逆に言えば、今そんなマインドセットができないのであれば、自由を感じる行動が取れないのであれば、たとえ今後環境が変わったとしても、結局自由を感じられない人生になってしまうでしょう。
それくらい、今の現実をどのように観るのかは大事です。
その論理的な背景にあるのが、次の章でお伝えする量子力学的な考え方です。
量子力学が教えてくれる「今この瞬間にすべてがある」という真実
量子力学の世界では、「観測されたものが現実になる」と言われています。
つまり、「自分がどう世界を観測するか」が、現実を決定づけるということです。
本記事の冒頭に記載した、「目の前の現実は全て自分が創っている」という考え方は、まさに量子力学の考え方をベースにしています。
私たちが生きている、 “その場” 自体には特別な意味はありません。
この記事を読んでいただいている間も、
「明日も仕事が辛い…」と思えばそこにフォーカスがいきますし、
「今この瞬間を楽しんでみよう!」と思えばそこにフォーカスがいきます。

これを人生に置き換えると、
①「私は自由である」という前提で世界を観測すれば、自由な現実が創られ、
②「私はまだ自由になれていない」という前提で世界を観れば、自由でない現実が強化される、
ということです。
つまり、現実は外から与えられるものではなく、自分の内側から創り出されているのです。
従って重要なのが、今この瞬間にどんなマインドを持つか。
願望は、未来のどこかにあるものではなく、今のマインドが創るもの。
「自由である私」「やりたいことをしている私」を、今この瞬間から体感し始めることで、現実がそれに追いついていくのです。
「今から叶える自由」とはどういうことか
ここで、時間的な自由を例にとって考えてみましょう。
例えば、「独立したら、時間の自由が手に入る」と思っていたとします。
でも実際には、独立後の方が忙しくなってしまったという事例も少なくありません。
なぜでしょうか?
それは、「自由は外部条件が整えば手に入る」という他人軸の考え方だからです。
これが決定的に重要なポイントで、「会社に縛られている自分」が前提にあるため、会社という “外の世界” が変わらない限り、自由になれないと思い込んでいるのです。
この考え方では、「会社という阻害要因があったから自由ではなかったけど、独立したらその阻害要因が無いから完全に自由になれる」となります。
でも、もしこの前提を変えてみたらどうでしょう?
「私は会社にいながらも、自由に生きることを選べる」
「自分で時間の使い方をデザインできる」
「週1日は定時で帰ってカフェで執筆する」
「朝の30分を自分の好きな学びに充てる」
こうした小さな選択の積み重ねが、“今から叶える自由” なのです。
そしてこの実感が、未来の本当の自由につながっていきます。
私が自ら実践しつつクライアントにもお勧めしているのが、「今日は●●する!」と宣言してノートに書き、その通りに動いてみることです。
「この1分は何もせずに脱力してのんびりする!」でも全く構いません。
たった1分、されど1分。
自ら宣言し、ノートに書き、実行するというプロセスが大事なのです。

1分の自由を創り出すことと、1時間・1日単位の自由を創り出すことと、本質は全く同じです。
「私は自由な時間を創り出せる人間である!」というマインドと、そのマインドに裏付けされた行動が、現実を少しずつ理想へと近付けていく原動力になっていく。
決して綺麗事ではなく、純然たる事実です。
今叶えることが与えてくれる “本物の自信”
最後に、心理学的・科学的な視点からも少し触れておきます。
「願望が叶うのを待つ」のではなく、「今から少しでも叶えていく」という行動は、自己効力感を高め、幸福感を引き上げます。
実際、心理学の世界では、”小さな成功体験” の積み重ねが自己肯定感を高めることが明らかになっています。

小さな成功体験を積ませることは、会社の新人教育や若手育成の際によく言われますよね。
また脳科学の分野でも、達成感を感じると「やる気成分」とも呼ばれるドーパミンが分泌され、意欲・集中力・創造性が高まることが分かっています。
つまり、”今から叶えていく” ことは、単なる理想論ではなく、科学的にも裏付けられた「最短で現実を変える方法」なのです。
私たちは、人生を変えたいと思う際、無意識のうちに「今は我慢、未来に期待」という思考の癖を身につけてきました。
でも、それはもう終わりにしましょう。
願望は、「いつか叶えるもの」ではなく、「今から叶え始めるもの」だからです。
それを信じて、今日から一歩踏み出してみませんか?
たとえそれが小さな一歩でも、マインドが変わった瞬間に、人生は変わり始めています。
あなた自身の手で、あなたの人生を、今この瞬間から創っていきましょう。

<プロフィール>

カッシー
マインドセットコーチ。
「他人軸で生きるのは終わりにしたい…」
「本当は一度切りの人生をワクワク生きたい…」
という切実な想いを持つ30台後半~50台のサラリーマンを中心に、
「自分軸=自己中心的すぎるのではないか」
「お金も時間もない」
「特別なスキルや能力がないと、自分軸は創れない」
などのマインドブロックを解除した上で、自分軸を創るために必要な ”ブレないマインド” をインストールしていくためのコーチングを提供。
「現実は全て自分が創っている」という考えをベースに、お金や人間関係など様々なマインドブロックを解除し、個人事業を開始。コーチングで7桁の収益化も達成。
他人軸ではなく自分軸で生きることで、人生を心から楽しめる人を1人でも増やしていきたい!との想いから、マインドセットコーチとして活動。
家庭では2児のパパとして子育てを満喫中。















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