時間と心に余裕を持ちたいのであれば、「忙しい」というワードは封印しよう

あなたはこの1週間で、「忙しい」というワードを何回使いましたか?

まあ、具体的な回数は覚えていないでしょうが、少なくとも1回は口にしたでしょうか。

「お忙しいところすみません」を枕詞にすることがマナーであるかの如く頻繁に使われていますが、それくらい身近になってしまっているこの言葉。

私は、2023年1月から全くこの言葉を使わなくなり、時間と心の余裕が格段に増したと実感しています。

本記事では、「忙しい」というワードをつい使ってしまう理由を掘り下げると共に、それを封印してしまうメリットについて考察していきます。

「忙しい」を封印すればマインドが変わります。

今日をもって「忙しい」日常に別れを告げ、心に余裕を取り戻しましょう!

 

なぜ「忙しい」というワードを使ってしまうのか?

いきなり「忙しい」を封印せよ!と言われても無理に決まっています。

本当に目が回るほど忙しくないのについ使ってしまうこのワード。

まずはなぜ使ってしまうのか、心理的な面から3つ理由を挙げます。

 

・承認欲求と自己重要感の表現だから

「忙しい」と言うことで、自分が周囲から求められている存在であると感じられます。

特に社会人は、自分の仕事の価値や役割を認めてもらいたいと思っているため、「忙しい」と言うことで周囲に「自分は必要とされている」とアピールし、自己重要感を得ようとしている、と解釈できます。

「あの人はヒマだよね」とは思われたくないですよね?

逆に言えば、「あの人は忙しいよね…」と思われたいのです。

これは、実際に忙しいかどうかに関係なく、言葉を通じて承認欲求を満たそうとする心理的な側面が働いている証拠です。

 

他人に対する距離感を作り出すため

上司や先輩に相談しようと思ったけど、「忙しいから」とダイレクトに断られたり、「忙しそうだからやめておこう…」と自ら敬遠したり、どのオフィスでも見られるような光景であり、あなたも過去に一度は経験したはずです。

その時に感じたことそのままですが、「忙しい」と口にすることで、「今、自分の空間に深入りしないでくれ」という心理的な距離感が生み出されてしまいます。

これは、他人からの依頼や会話の入り口を意図的に狭くし、「気軽に話しかけないでほしい」というメッセージを伝えるための防御的な手段とも言えます。

無意識に自分のキャパシティを守ろうとする心理が「忙しい」という言葉に現れる、と言えるでしょう。

 

自分自身に対する言い訳

個人的には、「忙しい」とつい口にしてしまう3つの理由の中で、この使い方が一番成長を妨げる要因だと思うのですが、「忙しくて○○できない」はしょっちゅう聞く表現ですよね。

これは、「忙しい」と言うことで、達成できなかったことや、先延ばしにしたことへの言い訳としても機能してしまうからです。

自分に課している目標や、やるべきだと感じていることや、他人からの期待に応えられない場合に、「忙しい」という言葉を使って、その失敗や未達成を自分自身や他人に正当化しようとする心理が働きます。

実際忙しいのかどうかは関係なく、「私は忙しかったはずだ、だから仕方ない」と既成事実化して自分を納得させているだけなのです。

厄介なのは、自分でも薄々気付いていながらも、「忙しい」で自分を納得させることが安心材料となっているが故に、なかなか手放すことが出来ない点です。

以上、心理的な面から3つ理由を挙げましたが、本当に忙しくない場合でも、つい使ってしまう土壌がそもそも存在するものである、と認識しておきましょう。

 

 

「心を亡くす」と書いて「忙しい」

では、心理的な面からつい使ってしまう「忙しい」が、どういう理由で悪影響を及ぼすのかを考察します。

これは読んで字の如く、この漢字の成り立ちが「心を亡くす」であるように、忙しいという意識が心の余裕を奪ってしまうからです。

もしあなたが「忙しい」と言い続けると、脳がその言葉を真実として受け止め、本当に多忙感が増すという自己暗示にかかってしまいます。

まさに、”思考は現実化する” を自ら体現しているのです。

そして、仕事やプライベートなど様々な人間関係において、「あの人はいつも忙しいと口にしている…」という印象を与えてしまいますが、逆の場合にどう思うでしょうか?

「あ~忙しい…」と常に口にしている人をあなたが見た時に、決してカッコいいとは思わないはずです。

余裕がない、焦っている、落ち着きがない等々、マイナスの評価になることはあっても、決してプラスの評価には成り得ないでしょう。

一方で、常にどっしり構えていて「忙しい」とは言わないし、顔にも余裕が感じられる人は、それだけで人として大きく、頼りがいがあるように思えるものです。

自ら好き好んで「忙しい」を連発して心を亡くし、決してカッコよくはない姿を周囲に見せつける必要はありません。

あなたの心がけ1つで、この言葉に潜在意識を侵されることもなく、常に余裕のある雰囲気を醸し出すことができるはずです。

「忙しい」と口にすることで、どれだけあなたが本来大事にしたい心のゆとりを犠牲にしているか… 

そのことを、是非噛み締めるように感じ取って下さい。

 

 

「忙しい」を封印した実例と、その結果得られたもの

自身の実体験をもとに、2023年1月1日から「忙しい」と言わずに封印できた理由と、「余裕がある」と言い続けた結果、どのように心の安定とゆとりが生まれたかを共有させていただきます。

 

心に決めたなら宣言してしまうこと

もしあなたが「忙しい」を封印しよう!と心に決めたのであれば、高らかに宣言しましょう。

それも、誰もいない場所で1人で叫ぶのではなく、「この人を裏切ったら恥ずかしい…」と思える相手に宣言するのです。

例えば、会社の部下に対して宣言するのは非常にお勧めです。

日頃からよく顔を合わせている相手であり、且つ「宣言したことを守れなかったら、部下から白い目で見られそう…」という一種の危機感・脅迫感が、あなたが宣言したことを守るための立派な理由・心の支えに化けるのです。

実際に私もそのように宣言して実現させてきました。

何が何でも守ろうとする信念が湧いてきますので、宣言の効果は絶大です。

とにかく「絶対に俺は忙しいと言わない。やり切るから」と言ったら後には引けません。

自分を縛っているようで、実はその瞬間から、心にゆとりある日々のスタートです。

 

何を聞かれても、常に「余裕です」とお返しする

「忙しい」を言わないだけでは、封印度合いとしては50%です。

直接的には外に出なくなったとはいえ、心の中では「忙しい」が渦巻いており、その雰囲気を周囲に感じ取られてしまうためです。

そこで必要なのが、「余裕です」を常に口にすることで、本当に余裕な心を取り戻すことです。

”思考は現実化する” を良い方向に使うということです。

「お忙しいところすみません」「最近もお忙しそうですね」「○○さんは本当にお忙しいですからね~」等々、何を言われても、「いえいえ、余裕ですよ」と返しましょう。

最初は「待ってました!」とばかり、喜んで「そうなんですよ、本当に忙しくて…」と返したくなるでしょうが、とにかく「余裕です」の一言を連発して下さい。

不思議なもので、「忙しい」を一切封印し、何でもかんでも「余裕です」と返すことをを繰り返しているうちに、本当にそう思えてきます。

※念のため、私がいくら「忙しい」と言わないからといって、「お忙しいところすみません」と言ってきた相手に対し、「その言い方はしない方が良いですよ」とは絶対に言いません。

社会人のコミュニケーションの手段として定着しているのは事実であり、それを否定してしまうと、逆にコミュニケーションの阻害要因になりかねないからです。

あくまで自分の心の余裕を取り戻すために「忙しい」を封印する、このことにフォーカスしましょう。

 

取り戻せた心の余裕

こうした習慣を徹底的に繰り返し、心の余裕を取り戻せた結果、どのようなメリットが得られたか?

それは数え切れないほど存在します。

①時間に追われる感覚が消え、ストレスが大幅に減った
②自分の時間が増えた
③周囲により気配りができるようになった
④より頼られるようになって自己肯定感が増した

等々、一切お金も時間も掛からない習慣ですが、そのメリットは極大です。

現代人は忙しいと、何かにつけて言われる今日この頃。

ですが、本記事に目を通して下さったあなたは、そんな現代人のレッテルを貼られることなく、心に余裕のある生活を送れるはずです。

是非、「忙しいとは二度と言わない!」と宣言し、何を聞かれても「余裕です」と返し、心の余裕を取り戻して充実した日々を過ごしていきましょう!

 

<プロフィール>

カッシー

マインドセットコーチ。

「他人軸で生きるのは終わりにしたい…」

「本当は一度切りの人生をワクワク生きたい…」

という切実な想いを持つ30台後半~50台のサラリーマンを中心に、

「自分軸=自己中心的すぎるのではないか」
「お金も時間もない」
「特別なスキルや能力がないと、自分軸は創れない」

などのマインドブロックを解除した上で、自分軸を創るために必要な ”ブレないマインド” をインストールしていくためのコーチングを提供。

「現実は全て自分が創っている」という考えをベースに、お金や人間関係など様々なマインドブロックを解除し、個人事業を開始。コーチングで7桁の収益化も達成。

他人軸ではなく自分軸で生きることで、人生を心から楽しめる人を1人でも増やしていきたい!との想いから、マインドセットコーチとして活動。

家庭では2児のパパとして子育てを満喫中。 

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